ネズミってけっこう美味しいらしい

砂岩をすり合わせて滑らかにするとブラックさんぼーです。どうもこんばんは。ヘッドルーペを買いましたが、ものすごく便利ですね。なんで今まで使わなかったんだろう


というわけでお久しぶりでございます。寒い中如何お過ごしでしたでしょうか。
昨年末はPSPの操作が祟って手の筋が痛かったので、本格的な作業は殆ど致しませんでしたが、その間にすっかり忘れていたキットがあったので、さっさと仕上げて挙げておきました。たぶん長い間忘れてたのでどこまでやったか覚えてなかったんでしょうね。粗が結構ありまして、それもあって今回は完全な失敗作として世に送り出すことにしました。悪しからず。早い話が自虐ネタというやつです。



 今回作成したのはこちらのキットです。

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 バンダイHGUCシリーズ「1/144RGM-79Gジムコマンド コロニー戦仕様」

 OVAで有名なポケットの中の戦争で活躍したジムコマンド系列の中でも、コロニー戦を想定した地上戦闘型だそうです。旧キットの影響からジムコマンドの陸戦型と覚えた方も多いんじゃないでしょうか。
 
 ライトベージュの塗装と実体弾仕様の90㎜マシンガンが特徴的で、レイバーっぽさの強いデザインが印象的です。ケンプファーなんかブロッケンに似てますしね。

 今回はこのキットをコロニー戦仕様と言われても、ステレオタイプな戦闘シーンは思いついても、コロニーっぽさは今一つ解りにくいので、地上配備機らしさを出してやろうと思います。まぁいつものことですけどね。悪く言えば重力を振り払えてない感じです。あとはこの機体が戦略的重要度の低い後方地域を中心に配備されていたという事なので、バトルダメージ等は施さず、経年劣化のみの汚しにしていきたいとも思います。



 失敗例としてご覧ください。





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■チェック
 キットです。このシリーズのパッケージは何も言うことがありません。絵画のようなボックスアートに慣れた旧世代人としては今一つ物足りないので。
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 全体の出来栄えはまぁ60点ぐらいでしょうか。旧キットに比べれば耐久度もデザインも格段に向上していますし、組み易さもさることながら雑魚メカとしての価格もお手頃です。同シリーズ中では若干モデラーよりの製品の様に思います。実際そのような狙いがあるかはともかく、合せ目消しをするところも多いようです。

 今回はこれを地上戦闘をイメージして作りますが、目につくところだけちょっとしたアイテムを使ってすこーしだけディティールアップしてやろうと思います。



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■組立
 一度ストレートで組み上げて全体の様子をみてます。一番目につくのがマニュピレーター、つまり手です。やぼったいいかにも玩具のようなパーツでマシンガンをホールドし、握り手と若干大げさな平手を、出来に良い物に交換します。MSの魅力はやはり華奢ながら無骨な手です。

 頭部はセンサーカバー等のクリアパーツを後ハメ加工して作業をしやすくします。胸部のインテーク等は胴体に埋め込んで色を変えますが、これは最初から塗装したパーツ入れて組むぐらい方が楽です。

 ルナチタニウムのチンチン当て略してルナチンは左右一体パーツなので、分割してライブで稼働するようにします。

 ルナチン自体は後部の装甲パーツで股関節を挟み込んでしまうので、後ハメ加工しておきます。マスキングしろよ!って言われるかもしれませんが・・・その方が楽でしょうけどね。

 アンクルガードの装甲はくるぶしの止め部がマイナスモールドになっていますが、出来が悪いので市販のモールドパーツに交換します。

 仕上げには市販のデカールセットを使ってマーキングしてやることとします。

 なんだかんだ言って、差し込みダボを短く切ってばらしやすくしたものが組み上がりました。いいですね。旧キットはなんだか色々細すぎ太すぎでヘンテコでしたが。

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□頭部の後ハメ加工
 クリアパーツのマスキングはダルイので、一旦クリアパーツを額のメインカメラとアイセンサーの部分で分割し、額のメインカメラ内側に0.3プラ板を張って閉鎖します。次に顎の内側を削ってクリアパーツをしたから滑り込ませるように加工します。改造はコレだけ。後は合わせ目けしを行って次のパーツへ。

□アンテナの改造
 アンテナは刺し怪我防止のため先端にダマがついているので、これを削り落とします。金属パーツなどがあればそれを使うのもいいでしょうね。

□腹の後ハメ加工
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 お腹のパーツは下側だけ別パーツになり、指定カラーが変わります。マスキングしてやってもいいですが、動体と連結するリングの上弦を開放してやると簡単に取り外せます。丸ノコでバッサリいきます。

□ルナチタニウムのチンコガードの改造
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 フロントアーマーの可動化処理です。連結しているシャフトを切断し、円形に切り出したプラ板でルナチン内側の溝に引っかかるように固定します。同時にルナチンとケツのアーマーを繋ぐ合わせ目を消し、ケツ側の端で切断し装甲と分離します。後はパテで切断面等を処理。

□アンクルガードのディティールアップ
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 こちらはコトブキヤのマイナスモールドからパーツを拝借しています。丁度4つ入っているので便利便利。
 クルブシの突起を0.5mm程残して削り取り、アンクルガードを装着したあとでマイナスモールドを張り付けるようにすると同時に後ハメ加工にもなります。

□手のディティールアップ
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 手のパーツはバンダイの純正カスタムパーツより、1/144連邦軍用のハンドパーツから。平手、握り手、銃保持用の3種類を。

 ただし、このパーツはキットによっては調整が必要で、ジムコマンドでもマシンガンを握らせるためにはグリップと掌を削ってサイズの調整が必要です。今回もそのようにしております。こちらのパーツは家電量販店の玩具コーナーでも売られているので結構入手が楽でした。価格もお手頃で500円ぐらい





■基本塗装
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 塗装にはMr.カラーを使用しました。なんでタミヤからMrにしたのかという理由は特に有りません。ただ気に入った色が偶然そのブランドに全部あったのと、溶剤が余ってたからです。
 ライトベージュの本体色①はタン、セールカラー、白、ベトナムブラウンを調合。胴体の本体色②はレッドブラウンを基本に、ベトナムブラウン、セールカラー、ジャーマングレー、ホワイトを調合した物。関節はエンジングレーです。発色はなるべく淡くなるように最初から調合しております。

 塗装方法はいつも通りエアブラシによるグラデーション塗装ですが、今回は塗装面が比較的フラットなのであまりキツイ物にはせずに、軽く緩くかけています。シャドウがけは黒とジャーマングレーを調合した物をパーツの裏やエッジ、機体の下面を中心に吹きつけて、各色から白で二段明度をあげて塗装しました。入り組んだ場所と下面に来る場所にだけラストのハイライトを入れずに塗装しています。

 シールドの内側にはスペアのマガジンが装着されていますが、取り外しはできないのでマスキングで塗装しました。表側のエンブレムは黄色の指定カラーでしたが、昨今の米軍のインシグニアでも使われるような地味なカラーで塗装しています。

□カモフラージュ塗装
 90MMマシンガンには本体色②で基本塗装後、本体色①に使用したベージュで縞模様の迷彩を施しました。後の掲載写真では背景がクリーム色なのでカモフラージュ効果がしっかり出ているのが確認できると思います。実用というよりはパイロットの好みや趣味と言った感じでしょうか。後方勤務故にあまり必死さの無い偽装といった趣です。
 

□汚し 
 汚しには一度タミヤエナメル塗料を洗浄した後にでる廃液に、デザートイエローを足してウォッシング用塗料を作って行いました。ちなみにこの作業をやっている段階では新品のエナメル溶剤が一滴も有りませんでした。

□錆
 随所に錆の雨だれを追加しています。タミヤエナメル塗料のブラウンを筆で一度描きこんだ後、ウォッシング液でぼかすようにして施しています。

□泥
 泥汚れには最近お気に入りのタミヤウェザリングスティック「ライトアース」と「マッド」で足にだけ。

 よく全体に万遍なくベタベタにまぶしてる人を見ますが、実際は18m前後の巨大なロボットなので、マーキングデカールが隠れるほど載せると、大人一人分ぐらいの巨大な泥が張り付いていることになりますし、泥沼で転げまわったように見えて機械らしさとか、巨大さは損なわれます。
 上の方につくことももちろんあるでしょうけど、次に付着する前には運動で大部分が剥がれ落ちると思うので、特定の状況以外では下肢に集中させる方が自然かもしれませんね。

□ウェザリング
 ウェザリングにはバフ、デザートイエローを使用して下から上に。メインカメラのレンズにも付着しますが、これは後で綿棒をつかって雑に拭き取り、整備員が雑巾で拭いたような感じにしてやりました。
 バーニアノズルは内側に白で焼けを再現。バルカンやマシンガンの砲口、姿勢制御用スラスターの噴射口には煤汚れを再現を追加しています。ケツアーマーにもスラスター噴射の跡を少し残したかったんですが、ビームサーベルラックがあって怖いので、今回は止めました。

□ドライブラシ
 機体のエッジ等が風雨や稼動で削れて下地が露出したようにするため、ニュートラルグレーでドライブラシしています。


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■デカール
 デカールはHGUC用デカールセットから注意書きや指示マークを、肩の機体番号はイタレリの戦闘機から流用し、ハートマークはタミヤのケッテンクラートから余った物を流用しました。連合軍鹵獲版で使用するものです。

■トップコート
 トッポコートには水性ホビーカラー艶消しクリアーで行っています。













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というわけで出来上がりです。加工は5日程で終わっていたので、塗装に二日を含めて一週間程でできたわけですが、放置している間に何があったのか知りませんが、アンクルガードの強度が極端に落ちていて片方だけクラックが発生してしまいました。あとはバンダイのキットはエナメル溶剤に対する耐性が極端に低いので、使用には十分注意が必要です。すぐ割れます。

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 カモフラージュ効果も比較的高く発揮されているように思えます。

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 バンダイ純正カスタムパーツの平手のアップ。造形が良いですね。指の隙間の関節もメカっぽさが出ていてグッドです。ここへメタル系の塗料を入れて金属っぽさを出すのも良い演出です。

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 今回は環境の整ったコロニ―内も場面として入ってくるので控えめにしました。もっと地球らしさ出すならもうちょっと高い位置まで持ってくるのがいいかもしれませんね。クルブシのマルイチモールドは4番がジャストサイズでした。


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by sanbo_cho | 2013-01-23 01:09 | 模型 | Comments(0)

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