間違いなく私は肉壁に勝っていた。「世論」さえあれば。

一対の節の外側で切断した竹筒は水を入れれば、ぶらっくさんぼです。こんにちは、こんばんは、新年ス ノーヴィム ゴーダム!時計メーカー「フランク三浦」の潔さに感動したので、年始早々若干購買意欲をくすぐられています。ちょいちょい見ますよね、あの時計。色々な意味で「高ぇ」と思いますが。


 
 “潔いステマ”はともかく、昨年はもっと製作するつもりで居ましたが、思ったほど作れませんでしたね。さらっと終わる何かをもう少し増やしていきたいと思います。
 
 昨年は英国関連のイベントが盛りだくさんだった気がしますね。大英博物館展があったり、王女様が生まれたり、その名前を猿に冠して物議を醸したり色々ありましたね。
 それとは無関係ですが、今年も年明け早々に戦車アニメの映画も公開されていたそうですし、英軍関連を弄っていこうと思います。そこで一発目に製作したのはこちらです!


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TAMIYA 1/48 MM SERIES
BRITISH CLUISERTANK MkVIII CROMWELL MkIV



 安定の微妙さ(?)を誇る英戦車の中でも、特に知名度が高く、伝説にもなったのがクロムウェルです。その微妙さたるや、性能は“英戦車の中では”良い方で“それなり”の活躍もしましたが、米軍のシャーマン程でもなく、初陣で敵のエースに惨敗したせいで「アイツはやっぱり凄かった」と引き立て役で終わる*添え物のパセリレベルです。

 通振る人に存在意義を力説されても「解るが、美味くはねぇな」で隅へ追いやられるのに似ています。当然、人気もありません。バージョン違いで兄弟分も多いのですが、要するに開発段階で相当混乱した証拠です。
 散々貶していますが、個人的には「追い詰められてなお戦わざるを得ない必死さ」には血の通った人間味が感じられて好きですね。とは言ってもフィクションじゃないので複雑な気持ちにはなりますが。
*個人の感想です


2016/02/08 改稿






製作


■リンク
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■キットチェック
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 資料本著者の言を借りると「子供の落書きの様な」見た目のクロムウェルですが、タミヤの箱絵では実に格好良く描かれていて、黒を基調とした箱にもマッチした重厚な仕上がりです。やっぱりプラモの箱はいつみてもわくわくします。
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 ウェイトを兼ねた亜鉛ダイカスト製シャーシが付属し、マーキング用のデカールと牽引用ワイヤーを再現する化繊の紐もセットされています。
 
 48シリーズは35シリーズと違って、フィギュアは別売りになっていることがあります。イギリス兵セットを買うとバージョンの違う歩兵と戦車兵がごちゃっと1セットになっているので後々便利でしょうね。
 今回はせっかくなので買ってきました。“ミルク売りのオヤジ”もセットされていますが、イギリス兵ではないだろうあんた…。

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 今回はセットされたバリエーションの中でも、「ヴィレル・ボカージュの戦い」でボコボコにされた王立第七機甲師団“デザートラッツ”の車両を作ろうと思います。よりによってやられた部隊の車両ですが、英軍戦車隊ではデザートラッツが特に有名なので仕方ありませんよね…。

 砲塔上面の対空識別マークや背面の★マークがディティールと干渉しているので、デカールは大変貼り辛くなっています。凹凸部分は筆塗装で修正するか、ステンシルで抜いてしまうかのいずれかが必要です。
■組み立て
 
□砲身
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 砲身先端のマズルブレーキに合わせ目があるので、これを先に処理してしまいます。乾燥したら旋盤にかけて真円を出しつつ綺麗にします。別にかけなくても良いです。

□転輪
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 転輪はバチバチっと雑に切り出してから二枚をのゲート跡を揃えて組み立て、まとめてヤスリがけして処理します。次は足回りの取り付けですが、一旦飛ばします。

□シャーシ
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 足回りを組む前にシャーシ及び車体を組み付けますが、亜鉛ダイカスト製シャーシの精度が悪かったので、かみ合わせが悪くて上手く組みあがりませんでした。シャーシは全面パネルと車体上面部の接合線をヤスリがけで調整して組み立てています。


□足回り
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 先に足回りを組み立てますが、まずは履帯裏の突き出しピンの跡を消してしまいます。

 シャーシに木工用ボンド等で転輪を仮止めし、そこへ履帯をぐるっと貼り回して固定します。後は乾燥を待ってベロンと引きはがして後ハメ加工が完了です。今回はMr.カラーのマスキングゾルを借り止めに使いました。木工用ボンド同様に水で漬け洗いすると完全に落ちるので塗膜も傷めません。

□改造―ワイヤー、車外装備品、汚し
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車体の組み込みが終わったら、キットでは未再現の牽引用ワイヤーを車体に固定する金具を自作します。0.2㎜プラ板から切り出してワイヤーを接着固定してしまいます。ちょっと弛ませた状態で固定すると雰囲気がでるかもしれません。
 
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 更に溶剤で溶いたラッカーパテを車体下部に塗りたくって、後の汚し塗装で立体的な泥汚れが再現できるようにしておきます。
 
 これでは寂しいので、砲塔や車体に1/48シリーズの「車両装備品セット」から丸めたシートやアモポーチをちょろちょろっとひっかけて終わり。

□機関銃
 車載機銃の塞がった銃口を開口しておきます。ピンバイスでもいいですが、デザインナイフの先端でグリグリっとほじくるのが一番簡単です。
□ハッチ
 砲塔の指揮官用ハッチは開閉選択式ですが、今回は戦車兵を載せるので解放状態で作りました。貼ってはがせるノリを使ってなんちゃって可動化でも良いんじゃないでしょうか。
 今回は解放状態を選びましたが、ハッチの裏に突き出しピンの跡が付いてるので瞬間接着剤で埋め戻してディティールを再生しています。

 ついでに砲塔上面部には立体的なアンテナ基部が用意されているので、プラ棒から伸ばしランナーの要領でアンテナを作っておきます。冷えるときに引っ張りすぎると曲がってしまうので力加減程々に。


□フィギュア
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 同社48シリーズの「WWIIイギリス歩兵セットヨーロッパ戦線」から通話中の戦車長をチョイス。ストレートで組み立てて後で筆塗りします。戦車長は「ジョン」と名付けることにします。

 しかしタミヤの兵隊セットの絵は、どれもこれも映画俳優みたいな顔の人ばかりですね。ソ連兵のお姉ちゃんの時はイラストで持ち上げすぎたせいで、あまりのギャップに皆ガッカリしたものですが。
 これをネタにしたモリナガ・ヨウ氏のイラストは、変顔でもそれなりに味があって、可愛くて良かったんですけどね。力のある漫画家さんは違うなぁ。

■ベース
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 普段は適当に流してる展示ベースの製作をご紹介します。今回も簡単な物をセットしてみました。

 クロムウェルは1944年6月6日にUFOが―

 ではなく、史上最大の作戦「オーバーロード作戦」では北フランスのノルマンディーに上陸して戦ったので、その辺りの地形をテクスチャとして盛り込もうとおもいます。
 
 デザートラッツには、上陸後に敵の拠点だったカーンを攻略するため、街の西側面に回りこもうとして、途中ヴィレルボカージュに入って休憩している所をヴィットマンに噛み付かれるというエピソードがあります。

□木枠
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 専用の板とか写真立てや額縁を流用する等がありますが、今回は工作用と売られているヒノキの△材と帯板から手作りしました。土台ができたらニス塗って天板を張り、車体固定用M3ビスの下穴をボール盤で開けておきます。

 寸法は前回のクルセイダーやマチルダと同サイズなので若干小さ目ですが、余計な物が殆ど置けないので主役がはっきりして良さそうです。ジオラマではないので。
 
□地面
 簡単な配置図をスケッチブックに実寸大で描いたりして、物の配置等をあらかじめ決めておきます。タイルパターンのシートを使う場合はこれを型紙にして切り出すと大変楽です。
 今回は連合軍の攻撃で舞い上がったいろんな粉塵が降り積もる舗装道路をイメージし、奥は路肩、手前に草地という配置にします。木枠をマスキングしたら準備完了です。

□道路
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 スチレンボードを裁断し、路側帯部分をトンカチで叩き潰して変化を付けて木枠に貼り付けます。固定用のビス穴も開けてしまいます。
 ボードは品揃えの良いホームセンターなら一枚300円ぐらいで買えます。タミヤも造形用を出していますが、今回はわざわざ使う必要はありません。

 軽くペーパーがけして、木工ボンドに艶消し剤としてモデリングペースト混ぜて水で溶いた物を塗布します。次にミラコンの壁補修材を茶漉しでふりかけ、定着する前にエアブラシで飛ばします。
 
 なんとなく残った砂利の雰囲気が出るとおもいます。この段階で車体を軽く押しつけて轍を再現します。しばらく放置したら水溶き木工ボンドをエアブラシで吹き付けて目止めと表面の保護をしておきます。
ちなみに、ミラコンの壁補修材は強度確保にガラス繊維が混合されているので、予め適当な笊を使って漉す必要があります。無ければ石膏でも水性塗料を混ぜたベビーパウダーでも良いんですが。

□草
a0087449_193872.jpg 手前はwwww彩のためにwww路肩の草をwwww生やしますwwwww

 下地になる土をダイソーの木粉粘土で製作し、要らない歯ブラシで表面を叩いて荒らしておきます。更にタミヤのテクスチャーペイント「草」を盛り付けます。乾くまでの間に小物を用意します。
 テクスチャーペイントは大変優秀ですが、如何せん色がテキトーなので塗装しないとそのまま使えません。アクリル塗料を直接ぶち込んで色を変えても良いですし、乾いてから塗ってもいいですが、個人的には後者の方が確実で簡単だと思いました。

 地面のテクスチャは全てそうですが、塗装する時は「綺麗に塗ろう」としてはダメで、とにかくそれまでの塗装で使った使えそうな色をごちゃ混ぜにしてランダムに色を付ける方が自然になると思います。明度の調整にも純白や黒は使わず、白は「デッキタン」や「バフ」、黒は「RLMグレー」や「カーキドラブ」のような色を用いています。
 
□小物 
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 タミヤの1/48道路標識セットからカーン方面を示す標識「Umgehung Caen-Nord」を用意し、板はキットを型にして0.5㎜プラ板製に交換して薄くしました。
 しかし大きな標識ですねぇ。1/48の道標はやたら大きい気がしますが、こんなもんなのでしょうか?良く判りませんが、とりあえずタミヤさんを信じてサイズの責任は丸投げしておきます。オカシイと思ったらタミヤの所為な!選んだのはボク。

 ちなみにこの標識はドイツ軍用みたいです。「Umgehung Caen-Nord」はドイツ語で「迂回路 カーン―北」という意味だそうで、カーンは街の名前ですね。もっと判り易い「パリまで250km!」みたいなのにすればよかったですかね・・・。

 ドイツ軍と言えば、FPS「ブラザーインアームズ」で遭遇したドイツ兵のセリフの一つが「チョーヤバーイ!」って聞こえて物凄く笑った覚えがあります。そりゃヤベェよね…。


 



■塗装
 下準備としてミスターカラー瓶入りサーフェイサー1200を吹きつけた後、資料写真を参考にしてミスターカラーを調合して塗装しました。
 
□基本塗装
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 影塗装をしてから緩くグラデーションを付けつつ、面によって明るさを変えて塗装しています。

□車外装備品
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 車外装備品はエナメル塗料による筆塗りです。木部は、バフ、デッキタン、木甲板色で木目を描きこんだ後、クリアオレンジ、クリアーレッド、スモークを混ぜたニス色で塗装しました。

□転輪ゴム部分
ホイールをマスキングしてからゴム部分を「ラバーブラック」使ってエアブラシで塗装しました。

□履帯
 履帯はMr.メタルカラー「アイアン」をエアブラシで塗装後、タミヤアクリルカラー「クロームシルバー」で銀ブラシしています。

□デカールとデカールの下地
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 塗装が終わったら、デカールの貼り付け位置にクリアーを吹いて下地を作っておきます。これで密着しやすくなって「余白の白化」が抑えられます。古典的ですが、最も確実で簡単です。マークセッターやマークフィットを併用してもしなくてもいいです。

一部のマーキングは貼り付け位置の形状が複雑で綺麗に貼り辛いので、マスキング塗装で再現しました。デカールをコピー用紙にコピーして透明なマスキングシートを貼り、マスキングテープを重ね張りしてトレースする要領で識別マークの「★」等を切り抜いています。塗料は修正しやすいエナメルを使いました。

「綺麗に抜かなきゃ!」と思いがちですが、実物もステンシルだったりします。缶スプレーやらでブシャーっと塗って「見えりゃいいや」ぐらいなので、はみ出たり滲んだりしています。ごく僅かな滲みやシルエットの欠けは気にしなくて良いでしょう。

作業が終わったら、一旦「反光沢クリアー」でオーバーコートして保護します。「反光沢」にしておくと、次の汚し塗装がしやすくなります。艶消しでも良いですが、その場合は汚しの塗料を薄くしておきます。


□ウォッシング
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 エナメル塗料の廃液を使ってウォッシングし、全体の塗装に一体感と経年変化や汚れを加えます。今回は車体が暗緑色で暗めなので、タミヤエナメルカラーのアース、バフ、デッキタン、カーキ辺りを適当に混ぜて泥っぽい色にしました。

□汚し塗装
 塗装ハゲや雨だれ、錆をエナメル塗料で再現しておきます。クロムウェルは部隊によっては作戦の前日に届いたりしたらしいので、そんなに錆びてはいないかもしれませんが、質感が足りないなら演出として錆を入れておこうと思います。

□泥汚れ
 泥汚れはパステルの粉末を溶剤で溶いた物を数色用意して筆塗りしました。乗員が乗り降りするハッチの周囲や足回りを中心に汚しておきます。
 転輪の一部は少し黒っぽい湿った様な色を塗り、水たまりを踏んでしばらく走った様な感じにしてみました。動きが出るといいかな?Dデイの前後は天候があまり良くなかったらしいので、足回りも結構汚れていそうですよね。

□ウェザリング
 ウェザリングは足回りを中心に砂埃を被ったような雰囲気を出すため、薄めたアクリル塗料をエアブラシでふきました。

□フィギュア
戦車長の「ジョン」を筆塗装しました。コーヒーミルクのポーション容器にエナメル塗料を取り出して色を混ぜつつ塗っています。途中から適当になってコピー用紙とかシールの台紙とかの上でグチャグチャにしてたりしますが、別に何でもいいです。場所によって明度を変えてグラデーションを付けておきました。上半身しかみえませんが。


□標識
 板はマスキング塗装してデカールを貼り、標識の支柱はバフやら木甲板色やらカーキドラブで木目を描きつつ、屋外に放置された木材の雰囲気を出すために暗い色で水を吸った部分がカビたように塗っています。
 裏面は薄めたエナメル塗料で筆跡が残るように塗装し、如何にも「ペンキで塗りました」という感じが出るようにしてあります。
 
 「看板」は場所や時間を物語る数少ない要素で、「グラップラーッ!刃牙!!」みたいなアニメのアイキャッチの様な役目もありますから、細やかに塗ると良いかもしれません。
 出来上がったらベースに突きたます。あとは周囲に鉄道模型用の草を植えて、庭の砂利を選別してきた「石」を転がして完成です。石をひっくり返すとダンゴムシがビッシリ!というイメージ。


 


BRITISH CRUISRER TANK Mk,VIII,A27M
CROMWELL Mk,IV



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 クロムウェルとは、清教徒革命で王党派から武力で共和制を勝ち取るも、死後の王政復古で墓を暴かれ、絞首刑の上に斬首された頭がウェストミンスター宮殿の屋根で20年以上晒された挙句、最近まで珍品蒐集物になっていたオリバー・クロムウェル護国卿の事である。って、どういう神経しとるのだ…。

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 ドイツの電撃作戦を前にフランスと自前の大陸派遣軍が崩壊する直前、英軍は国産戦車に一定の問題意識を持ちつつも、既に始まっていたクルセイダーなる問題児の設計に余裕が無かったため、より高い防御と打撃力を持つ新型が求められた。

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 そんな要求を元に作ったものの、「ダンケルクの撤退」で余裕を失って生産が後手に回った結果、“以前より”頑丈、高火力で俊足の“ダサく強化されたクルセイダー”が出来た。
が、新型にも関わらず性能は米軍のシャーマン未満で、完全に第二次大戦のジムとして初陣を飾ることになった。同時に作られた兄弟分のキャヴァリエとセントーは後で無かった事にされた。

 
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 戦闘機用エンジンの転用で現用主力のチャレンジャー2より速い最高速度64km/hを叩き出して戦車として第二次大戦中最速を誇ったが、そもそも複雑な地形の欧州で俊足の意義は殆どなかった。ギアボックスやステアリングもしょっちゅうぶっ壊れたらしい。

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 「T190041」は陸軍の登録番号らしいが、それによればこの車体はエンジンを積み替えた元セントーらしい。あっ・・・(察し) 装甲は厚くてシャーマンより頑丈だが、そもそもが薄過ぎだった。後で部分的に鉄板を盛ってタイガー戦車並にした。
 
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 砲塔はクルセイダーと比べて随分ダs、シンプルだが、構造的に全く同じ。技術と溶接工不足から装甲板はボルト止めで、被弾の衝撃で千切れると危ないので極太が使われた。車体もリベット接合だった。
 向かって車体右の機関銃手はハッチがドア開きなので、フェンダーが曲がると干渉して閉じ込められた。左側の操縦手も、ハッチが砲塔の角と干渉すると開かな、またか。

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 敵のⅣ号戦車と渡り合える57㎜6ポンド砲を備えていたが、相変わらず榴弾発射は別戦車に丸投げだったので、クロムウェルMkⅣの75㎜砲では解決したものの貫通力は落ちた。伝統の行進間射撃で砲を安定させる人間スタビライザーは流石に無理があったのか、ついに廃止に。

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 1944年6月6日。ノルマンディー上陸作戦で初陣を飾るが、既にⅣ号を超えたパンサーやタイガーなる化け物が闊歩し、更にバルクマンやヴィットマンと言う名立たるエースが待ち構えていたので正にオワコン状態だった。上陸6日後に英第7機甲師団のクロムウェルが運悪くヴィットマン操る虎に遭遇した「ヴィレル・ボカージュの戦い」では、コテンパンにされてヴィットマン武勇伝の一ページとして多くの人の記憶に残った。

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2016/02/08 改稿



というわけで終了です。今一つ国産がパッとしなかった英軍はやっぱり面白いです。後々レンドリースでやってくるシャーマンに活躍の場を譲っていきますが、それでも何とかしようと足掻く姿は実に人間味に溢れていて作っていて楽しいです。気軽に飾れる48シリーズももう少し品揃えが増えてくれたらいいなぁと思いつつ、次回につなげていこうと思います。ではまた次回に。

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Commented by moeru_otoko at 2016-02-18 00:20
やっぱり戦車はいいですね、このキットの微妙さの背景ストーリーも合わせて凄く楽しめました!
Commented by sanbo_cho at 2016-03-03 23:46
>燃える男さん
軍事関係のスケールモデルについては、そんなに興味が無い人や詳しくない人でも、とりあえずは読んでそれなりに楽しめるような物にしようと思って書いていますが、それでそのように仰って頂けると、制作した甲斐もあって大変励みになります。

イギリス軍って米軍の影に霞みがちであんまり注目されない事が多いので、それを敢えて掘り起こすことで新しい発見をご紹介できればと思います。よろしければ次回もまたお付き合いください。


Commented by ポックリさん at 2016-03-04 00:18 x
兵器のモデルにこういう感想はちょっと妙かもしれませんが、牧歌的な汚れ具合と相まって、まさにヴィネットと言った趣ですね。
最後の青空と合成した写真の加工具合も「くたびれた金属感」があって好きです。

以下横レス。
>イギリス軍って米軍の影に霞みがちであんまり注目されない事が多いので~
英軍はレギュラーより一回の伝説っていう江頭ティックマインドを持ってますからねぇ。
(ex.ねずみ花火のお化け、弾が撃てて槍にもなる鈍器、ブサイクなカツオドリ)

……つまりエガちゃんは英国紳士の範たる存在だった……!?(彼は狂っていた)
Commented by sanbo_cho at 2016-03-05 10:52
>ポックリさん
ご感想有難うございます。
「ヴィレルボカージュの戦い」直前という事もあって、現在でものどかな“北フランスの田舎道を走ってきた”雰囲気を意識し、その辺の農家のトラクター等を参考に当時の現存写真でも度々見られるようなコッテリと張り付いた泥の再現を試みましたので、そのような感想を頂けたことを大変うれしく思います。

>合成写真
1/48の少スペースで、汚した単品なので「テクスチャ付展示台」を目指しましたが、「折角なら背景も付けちゃえ!」と携帯のカメラでこの様なエフェクトを付けて撮影しました。

戦争の音は少し遠く聞こえる程度の雰囲気を感じ取っていただければ幸いです。

>英軍
銃剣突撃した記録もあるようですからね、アフガンで。詳しく知りませんが、おそらく偶発的だったでしょうし、民兵相手ならプロ集団の銃剣突撃は効果的だとは思うんですが。なので古からの伝統と知恵に間違いはなかったのです。

>エガちゃんは英国紳士~
紳士的でないジーンズを履いた姿を殆ど見ないのはそういうことだったんですね・・・。
by sanbo_cho | 2016-02-02 16:03 | 模型 | Comments(4)

ひたすら模型*製作代行もやってます!


by さんぼ@塗装済完成品売却・納品完了