とにかく黄色いガンキャノンレビュー

アカツメ草の若葉は、さんぼです。こんにちは、こんばんは、ラーバスリータス!次の次の次ぐらいは変わったことやろうと思います。えらく先ですが。


さぁ、今回はお店でオリジンのガンキャノンを見かけて面白そうだったので開封してみました。

BANDAI 1/144SCALE HGUC THE ORIGIN MSD
RCX-76-01A/01B
FIREPOWER TEST TYPE/MOBILITY TEST TYPE
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小売希望価格:\1,800 +TAX
総パーツ点数:190点(シール類1枚を除く)
総 合 評 価:これから

なんとガンキャノンの試験型だそうです。既にV作戦で赤色に塗られていた機体とほぼ同じものが完成しつつあったという事ですね。ふと思ったんですが、こんなのと既に戦闘を経験していたジオン兵には負けが見えていたでしょうね。それとも「連邦がMS作ってしまった!」という動揺を与えないために内緒にでもしていたんでしょうか?

今回も結構な分量なので、レビュー項目を用意してページ内リンクを設置しています。








【レビュー項目】
□ストレート組
□頭部
□胴体
□バックパック
□腕部
□腰
□脚―大腿部
□脚―脛
□足
□武装
―マシンガン
―四連装機関砲
―シールド
―キャノン
□マーキングシール
■総評





■レビュー
□ストレート組
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部品点数はシール一枚を除外して190点です。約2時間20分程で組み上がりました。コンバーチブルキットでパーツが少し多めなので時間が掛かっています。

ゲートに気泡が残っているという所が何か所かあって、切り取っても綺麗な丸い穴が開いてしまう場所がありました。キットのランナーを伸ばて詰めると良いかと思います。
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付属のインストも陰影が付いた立体的な作図で見易くなっています。陸ジムと同じですね。

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なんと展示用のスタンドも付属しています。

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□頭部
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01Aと01Bのコンバーチブルキットなので頭部は二種類付属しています。側面にパーツの分割線があり、バイザー、アンテナ、ひさしをハメる前パーツと後部で構成されます。首は胴体側のボールジョイントで連結します。バイザーやひさし等はパーツの表からハメるので組み立て、塗装後に装着できます。これをオリジナルのジムや陸ジムに使っても面白いかもしれませんね。

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01B型用としてボスボロットみたいな顔が付属しています。これはガンタンク初期型に似た仕様ですね。

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□胴体

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胴体は二重関節になって屈伸運動が出来るようになっています。腹部関節はモナカ合わせなので、背面に合わせ目が出来ます。
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前後左右によく曲がります。

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□バックパック
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ゴツめのバックパックは火砲を搭載するマウントになっています。
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背面下部には排炎口が再現されています。武装を取り付けるポリキャップが内蔵され、パーツの分割が工夫されていて目立つ合わせ目等は有りません。固定武装は三銃身式ガトリングか大口径砲二門のコンバーチブルです。

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□腕部
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ボールジョイントで胴体に連結する蛇腹状の関節を介して、上腕、肘、前腕から手へ続きます。
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肩は前後パーツとポリキャップの3ピース構造で合わせ目が見える位置に来ます。
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ひじは二重関節となって180°近く曲がり、関節パーツの合わせ目も工夫されていて目立ちません。

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□手
UFOキャッチャーの様な三指式マニュピレーターとなっています。格闘戦を想定していないからだそうですが、パトレイバーファンからみると五指の方がマズいんじゃないか?と、つい思っちゃいますね。構造が複雑で壊れやすくなりますからね。
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指は固定式で、ボールジョイントを介して前腕に接続されています。ジョイントは直径約3.55㎜でウケもそれに合わせてあるので、3.5㎜のビルダーパーツ「MSハンド」は合いません。なんでこういうことするかな?
ジョイントに瞬間接着剤等を塗布して太らせれば強引に合わせることができます。ウェポン保持用の持ち手が付属します。

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□腰
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股関節は脚側のポリキャップに刺し込みダボで連結する方式です。

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また、関節全体が前方へ稼働するので、屈曲した前傾姿勢や立膝姿勢が可能になります。局地ガンダムでも同様の仕様が採用されています。

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□脚
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特に気になるポイントです。股関節全体が前進する上に、可動カ所も多くなっています。股関節のジョイントで脚全体が360°旋回し、膝は二重関節でほぼ150°近く曲がります。足首はボールジョイントになっています。


残念なのが合わせ目です。御覧の通り腿も脛も見える位置にガッツリ分割線が入る上に、ディティールで消し切れていません。もちろん外箱の完成見本写真でも確認できません。

しっかり消すためには接着固定が必要ですが、膝関節が大腿部から突き出たダボを軸に旋回するので、塗装する人にはかなり厄介ですね。もー……。

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□スネ
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しかし脹脛と膝関節では工夫されて全く目立たないのにどうしてこんな仕様にしたのか……。

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更に前面には良く解らないディティールもあります。足を引っ掛けてよじ上る梯子・・・寝かせてから乗るよなぁ……。合わせ目を消したら再生せにゃなりませんし、足首と膝の関節も後ハメ加工をしないと外れなくなります。

また、腕が極端に短かった局地ガンダムに対して、上半身及び腕部の長さを考えるとこちらは脚が短くなっています。特に脛は腿に対して短くバランスが悪くなっているので、プロポーションに大きな影響を及ぼしています。
“未完成な試験機”として意図した造形でしょうが、格好良さを見事にトレードオフしています。スタイルを良くするなら1㎜~1.5㎜程度の延長が必要です。

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□足
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ボールジョイントで脛と連結する足首関節を介して靴と接続します。実質二重関節なので20°ほどの可動域が確保されています。
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左右モナカ構造の関節には機械感のあるディティールが再現されて居ます。ただ造りにくいし、後で自分で再現したらいいので要らない気がしますけど、皆さんはいかがでしょうか?

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□武装―マシンガン
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後の100㎜と90㎜マシンガンの前身の様なデザインで、どちらもグリップの凸をハンドパーツの溝にハメ込んで固定する仕様です。分割が工夫されて昔より目立たなくなりましたが、合わせ目がガッツリと中央を走るカ所があります。

何やら同じ型の武装がジオン側にも渡っていたそうですが、連邦の統治が案外ザルだという事なのでしょうか?サイド6が勝手に中立宣言しちゃたり色々問題がありそうですね。州軍の扱いとかどうなったんだろう。駐屯地ごと兵役拒否ってことでしょ?うーん。

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90㎜マシンガンっぽい物は固定具を使って前腕と接続する仕様です。
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しかし、設計の詰めが甘くないですか?何したいのか解らんのですが……。「試験機らしい未成熟さ」と言うよりは「慣れない日曜大工のグダグダ感」というか……やっつけで付けた???

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□武装―四連装機関砲

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01B火力試験型では右前腕部をサイコガンよろしく四連装機関砲に出来ます。こちらはガンタンク初期型と同型と言う設定ですね。側面には薬莢排出口がモールドされて居ますが、パーツの分割線で途切れているのが残念です。当然同シリーズのガンタンク初期型でも同様です。

分割線の処理が狭くてやり辛い時は、カートキャッチャーで塞いでしまうのもアリじゃないでしょうか。F91でも空薬莢が直撃して死者が出るシーンもありますしね。

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□武装―シールド
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物凄くシンプルな盾はジョイントを使って前腕にしっかりと固定できます。
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前腕の袖あたりの溝にシールドのジョイントをはめ込んで固定します。
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□武装―キャノン
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両肩には01B火力試験型ではガンタンク初期型と同型の大口径砲、01A機動試験型では「3銃身式ガトリング」を二門装着するコンバーチブル仕様です。キャノンはパーツ分割が工夫されているので、仰伏角を調整することもできます。
果たして大砲の口径はどれぐらいなのでしょうか?説明書には明確な記述がありません。
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目立つも場所に合わせ目もありません。上手に隠してあります。ガトリングキャノンは2ピース構造で合わせ目等は有りません。大変シンプル。

因みに設定では固定位置が高すぎる上に反動が強すぎて、ぶっ放すと仰け反って命中精度が下がるそうです。見たら解るやろ???

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□マーキングシール
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付属のシールはだいぶ薄くなりましたが、それでも塗装して貼りつけると厚みが気になります。↓は局地型ガンダム付属のマーキングシールを塗装面に貼って、缶スプレーで艶消しクリアーを吹いた状態です。正面(↑)の写真で見るとさほど気になりませんが……

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角度を変えると段差ができて厚みがかなり目立ちます。
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これを消すためにクリアーを吹くと、せっかくのモールドが埋まってしまってシャープさは損なわれますし、大変難易度の高い作業になります。痛し痒しですね。ガンプラなら1/48や1/60クラスや平面ならともかく、1/144では造形が複雑すぎてちょっと難しいかもしれません……。余白を完全に切り取る等の工夫が必要です。

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■総合評価・感想
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個人的な感想を言えば、確かに低価格帯でありながらコンバーチブルキットで遊びの幅が広がり、造形も綿密になりましたが、造りにくい印象を受けました。

特に合わせ目の処理がし辛い
です。脹脛ではしっかりと工夫して隠しているのに、腿や脛の表側で全くと言って良いほど隠れていないのは謎です。しかも複雑かつ狭い場所にあって処理がし辛くなっているのが一番気になりました。可動域も広くポーズの自由度が高いだけに目につきますね。
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しかも外箱から推測し辛いのも厄介です。誰だって先発キットを見ていれば、脛の合わせ目はしっかりモールドにされているか、簡単な処理で消せると思ってしまいそうです。
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ガチガチに改造したらどうだって良い事でしょうが、やっぱりサッと買ってパパッとイメージ通りに組み上がる方が楽しいですよね。立て続けにオリジンのキットを見て、ヅダへの欲求が高まってきたので、近いうちに造りたいと思います。ではまた!

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by sanbo_cho | 2017-05-13 05:37 | 模型―レビュー | Comments(0)

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by さんぼ@塗装済完成品売却・納品完了